|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 郡 : [ぐん] 【名詞】 1. country 2. district ・ ケンタッキー : [けんたっきー] 【名詞】 1. Kentucky 2. (n) Kentucky ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 州 : [す, しゅう] (n) sandbank
マクリアリィ郡()は、アメリカ合衆国ケンタッキー州の南部に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は18,306人であり、2000年の17,080人から7.2%増加した〔Quickfacts.census.gov - McCreary County - accessed 2011-12-06.〕。郡庁所在地は国勢調査指定地域であるホイットリーシティ(人口1,170人〔American FactFinder - Whitley City, Kentucky - accessed 2011-12-06.〕)であり、法人化された都市が無い州内唯一の郡である。マクリアリィ郡は1912年に設立され、郡名は南北戦争の南軍側英雄であり、ケンタッキー州知事(在任1875年-1879年)を務めたジェイムズ・B・マクリアリィに因んで名付けられた。郡内にはビッグサウスフォーク国立河川レクリエーション地域、カンバーランド滝州立公園があり、また元は炭坑のキャンプ地を巡るビッグサウスフォーク景観鉄道が運行されている。 郡域の大半は連邦政府が所有している。63%はダニエル・ブーン国立の森、18%はビッグサウスフォーク国立河川レクリエーション地域としてアメリカ合衆国国立公園局が管理している。 == 歴史 == マクリアリィ郡は1912年3月12日に設立され〔Steven A. Channing, ''Encyclopedia of Kentucky'' (3d.ed.) (Somerset Publishers, 1999) p222〕、州内で最後にできた郡となった。現領域は427.7平方マイル (1,107.7 km2) ある。領域の大半は、ウェイン郡とウィットリー郡から取られた。中央の鉄道と道路に沿った帯状地はプラスキ郡から取られた。この地域の初期歴史はこれら3郡のものであり、それぞれの歴史観によっている。南北戦争のとき、北軍がカンバーランド川を確保しようとして、ドネルソン砦を巡って北軍と南軍が熾烈な争いを行った所である。南軍のドネルソン砦が陥落したことでナッシュビル市まで北軍の支配するところとなった〔J. Arturo Revelo, ''Over the Cumberland Falls'' (1d.ed.) (December 2012) 〕。 この地域で重要な要素はジャックスボロ道路だった。テネシー州ジャックスボロからポイントイザベルとサマセットに通るこの開拓道は、数千年前から使われていたインディアン道であるテリコ・トレイルを拡張したものだった。他の幾つかの道がこの道路と交差し、パインノット、ドリッピングスプリングス/クーリッジ、フラットロックなどの開拓村が成長した。その他の開拓地も遠隔の山間地に造られた。当時の経済は小規模の自給自足農業、枕木や樽板など木材加工業、および小さな炭坑があった。 19世紀初期からは、カンバーランド滝が初期観光地として注目を浴びた。その後の開発で観光客を増やし、ブランセン・インは季節による観光客の人気ある目的地になった。1931年にウィットリー郡からの道路が建設されるまで、滝への主要道はマクリアリィ郡を通るものだった。デュポン家相続者の寛大な寄付もあって、この滝は1930年に州立公園に加えられた。 1880年、郡内を通るシンシナティ・サザン鉄道が開通し、経済的な諸相を一変させた。木材や石炭を遠くの市場まで運ぶことができ、小さな鉱業や製材業の会社が出現した。しかし、ジャスタス・S・スターンズの事業ほど影響を与えたものは無かった。1903年から20世紀の大半を通じて、マクリアリィ郡はスターンズの会社の利益によって支配された。 スターンズの会社群は、1930年代の世界恐慌で、財務的な損失を避けるために広範囲の土地をアメリカ合衆国政府に売却し、それが1937年にカンバーランド国立の森の一部になった。この森はその後ダニエル・ブーン国立の森と改名された。1970年代、郡南部とテネシー州で議会が土地を取得し、19070年代半ばにビッグサウスフォーク国立河川レクリエーション地域が創設された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マクリアリィ郡 (ケンタッキー州)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|